定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】バカミスじゃない!?



22/07/24_読破。バカミスアンソロジー。
辻眞先 /著, 山口雅也 /著, 北原尚彦 /著, かくたかひろ /著, 戸梶圭太 /著, 船越百恵 /著, 鳥飼否宇 /著, 鯨統一郎 /著, 霞流一 /著
いやはや。バカミスアンソロジー。いまいちバカミスの定義がまだ理解出来ていない
のですが、確かに全編通じて、バカミスかも…(笑)
特に、読み終わってからページを見返して感心してしたのが、鳥飼否宇さんの
『失敗作』最後まで読んで、「え?」って読み返して、おお!って。すみません。
感想になっていないと思うので、気になられた方は読んでみて下さい。
船越百恵さんの『乙女的困惑』とかも、下品だけどテイスト的に好きです。
笑わせて頂きました。
辻真先さんの『長編 異界活人事件』も、安定したバカミス。
霞流一さんの『BAKABAKAします』は、読んでて何となくスパファミのヨルさん
思い出して笑いました。影ジェント、カッコ良す。
イヤミスに飽きたらバカミスも良いかも(^^)皆様、オススメです。

【節約?】今日の夕飯


最近、土曜日はそうめんと、買ってきた惣菜に

してます。節約にはなってませんが、

個人的に、金土日の夕飯は、がっつり手を

抜きます。

素麺300g(100円)、サラダ(ポテトサラダと生野菜)約160円。唐揚げ(1パック165円)、白身魚フライ(2個100円)まあ、500円強。

普段と比べたら高いけど、外食に比べたら

全然安い…よね?

【読書感想】天使がいた三十日



22/07/23_読破。新堂冬樹/著

作曲家の日吉友哉はクリスマスイブに、子供を身篭っていた最愛の妻を事故で亡くして
しまい、喪失感から酒に浸り、ギャンブルにはまり、借金を重ねる。音楽もやめ、配達の
仕事を始めるも解雇される。何もかも失った一年後のイブの日、死ぬ決意をした友哉の前
に、アイリッシュ・セッターのマリーが現れ…。という話。
新堂さんの小説は読みやすいけど、たまにあっさりしすぎてる作品があって拍子抜けするのだが、これもそう。(先週読んだ『瞳の犬』も然り)
マリーが虐待されている家から逃げ出してくる下りとか、飼い主が取り戻しに来る所とかも『瞳の犬』と一緒。
作風にも好き嫌いがあるから、一概に言えないのだが、この小説では犬は小道具であって、本当に書きたかったのは死んだ奥さんとの純愛話なのね。犬の方に主体を置いて読んでしまうと、なんだかあっけなさすぎて困る話でした。
自分も、人から見ればたかだかペットの死で凹みやがって、なんだけど、主人公のグズグズっぷりが、何か嫌でした。また、純愛話なら純愛話で、死んだ奥さんの描写をもう少し丁寧
に書いて欲しかった(多分、尺が短いからあっちもこっちも書くにはあっさり表面だけ、
になったのだろうが)
こんな事書いてるけど、新堂さんが嫌いな訳ではないです。寧ろ好きな方です。ただ、何となく、作品の濃度にむらを感じる事が多々あるのが残念・・・。