定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【日常生活】誕生日プレゼントに本をチョイス

月末に旦那の誕生日が有りまして。最近読書にハマっている彼より、誕生日プレゼントに
『ブックオフの110円もので良いから、オススメの小説を選んで欲しい』との
リクエストを頂き、最近足繁くブックオフに通って、本を買い集めています。
目標30冊で、出来る限り旦那が読んだことのない作家さんの物を買っています。
現在、28冊。現在のラインナップはこちら↓↓


①あすなろ三三七拍子(上・下)_重松清/著
②東京難民(上・下)_福澤徹三/著
③ひなた弁当_山本甲士/著
④ひかりの魔女_山本甲士/著
⑤ワーキング・ホリデー_坂木司/著
⑥おいしい野菜が食べたい!_黒野伸二/著
⑦長い腕_川崎草志/著
⑧愚行録_貫井徳郎/著
⑨HEROごっこ_山下貴光/著
⑩悪の教典(上・下)_貴志祐介/著
⑪任侠書房_今野敏/著
⑫リカ_五十嵐貴久/著
⑬プラージュ_誉田哲也/著
⑭床下仙人_原宏一/著
⑮ひまわり事件_荻原浩/著
⑯主よ。永遠の休息を_誉田哲也/著
⑰BUTTER_柚木麻子/著
⑱ユリゴコロ_沼田まほかる/著
⑲告白_湊かなえ/著
⑳猫弁 天才百瀬と厄介な依頼人たち_大山淳子/著
㉑ぼぎわんが、来る_澤村伊智/著
㉒神様ゲーム_麻耶雄嵩/著
㉓殺し合う家族_新堂冬樹/著
㉔殺人鬼フジコの衝動_真梨幸子/著
㉕失踪トロピカル_七尾与史/著


『別に推理物じゃなくて良いから、適当にオススメチョイスで』と言われたので、ジャンルは拘ってません。


選ぶ基準としては、旦那の好み(=嫌いな方のみ好みがある・・・)がありまして、
『京極夏彦』・『宮部みゆき』(旦那的には読みづらいそうです)、
『有川浩』・『富樫倫太郎』(すでに読み漁ってるので駄目)、
『中山七里』・『川瀬七緒』(以前勧めた為、大分読んでしまってるので駄目)はパスです。


私個人としては、櫛木理宇の『少女装』か『鵜頭川村事件』入れたかったんだけど、
ブックオフには無い…。朱川湊人とかねーー。ブックオフには売ってないのですよ。


まあ、メジャーなとこ入れといたろ。
あと2冊準備したいのですがね。このラインナップに上がっていない作家さんで
オススメ無いですかね?(苦笑)

【読書感想】コンビニ人間



22/07/22_読破。村田沙耶香/著
36歳未婚、彼氏なしでコンビニのバイト歴18年目の主人公、古倉恵子。
子供の頃から他人とは違い、『異端』として扱われてきた為、妹からの知識で
何とか『普通』を演じて生きてきました。そんな、彼女の働くコンビニに、
婚活目的の勘違いした新入りバイト白羽が入り、恵子の『平常』が傾き出す…という話。
なんというか、スマン…。私も恵子の言う所の「あちら」側なので、読んでて
居心地悪かった。36歳で『正規の職につかない奴は駄目』、とか『結婚していない、
しそうにもない奴は異常』とか、そういうのって、誰が決めた常識なんだろうねぇ。
でも、人間て、周りを見て足並み揃えようとする(=平均で居ようとする)生き物
だから、何となく染み付いちゃっている常識感ってあるよね。
この本読んで、とりあえず、周りにそういう人がいたとしても、自由にさせといて
やろう(自分の家族以外は)と思いました。

【読書感想】ボトルネック



22/07/22_読破。米澤穂信/著
複雑な家庭環境の中学生が、『自分だけが存在しない』平行世界に入り込む話。
自分の存在しない世界で、自分の代わりに存在する居なかった筈の姉?と共同で
死んだ同級生の謎を解いていくが…。
てねぇ、読後感の悪い小説と知ってて読んだのだけども、やっぱり
複雑な家庭環境の子の話を読むと気分が落ち込むし、まあ、当然
良いオチなど待っていない訳だし。
人それぞれだと思うのですが、家庭環境に問題があろうがなかろうが
いろんな人間はいるし、どう育つかも環境と素養だとは思うのだけど、
この小説に出てくる子供達は、揃いも揃って歪というか何というか…。
評判通りの読後感の悪さです。