【読書感想】語らいサンドイッチ
23/09/22_読破。谷瑞恵/著
めぐりあいサンドイッチの続編。
大阪の靱公園にある、手作りサンドイッチの専門店『ピクニック・バスケット』
姉妹の笹子と蕗子が営むその店は、姉の笹子
がつくる絶品のサンドイッチと、気働きのいい
妹、蕗子の接客で今日も繁盛している。
この店のサンドイッチは、どれも絶品で
お客様の大事にしている思い出の味にそっと寄り添ってくれる…。
キュウリをボリボリ齧る女子高生。
大好きなソーセージのサンドイッチを食べなく
なった幼稚園児。
無くなってしまった店のクラブハウスサンドを
求めてやって来た男性。
祖父の思い出のジャムサンドイッチを探す女性。
そんなやさしい味に惹かれ、今日もちょっとした悩みを抱えるお客さんがやってくる。
ある日、蕗子は、笹子がフランスから帰って来て、自分の店を持とうとしているシェフの元彼と会っていることを知る。
笹子は彼に引き抜かれて店を辞めてしまうかも?
心穏やかでいられない蕗子は、優しく歩み寄ろうとした、イケメンパン屋の川端を拒否して
しまう。
果たして笹子と蕗子はどうなってしまうのか?
ほのぼのじんわりしたお話が満載のお話。
中学生の時の同級生が進めてくれたキュウリが
大好きな知花。ある日、久々に会った同級生に
キュウリの話をすると、彼は何故かキュウリを
全否定する。何が違ってしまったのか、混乱する知花に、笹子が作ったのは…。
いつもお母さんと一緒にやって来て、大好きな
ソーセージサンドイッチをお弁当に買っていく
アコちゃん。ある時からソーセージサンドイッチを拒否するようになってしまう。
どうやら、おばあちゃんが関係しているよう
なのだが…。
色々なサンドイッチが出て来て、ほんわかした
お話が満載の本。血はつながらないけど、蕗子の笹子好きが大分こじれてじれったい一冊です。今回は、蕗子とイケメンパン屋の川端さん
の距離もほんの少し近づきました^_^
会社帰りに図書館行くと、借りて来る本のラインナップが食べ物寄りになりすぎる…。
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