【読書感想】名探偵外来 泌尿器科医の事件簿
23/10/14_読破。似鳥鶏/著
『戦力外捜査官』の作者が『絶対ドラマ化できないやつをやってやろう』という意気込みで
書いた、医療系ミステリー(^^)
御子柴記念病院の泌尿器科医、鮎川の元には
今日も多くの患者が訪れる。
ある日の患者は、大事な箇所に煙草大の火傷を負い、来院した中学生。鮎川は虐待を疑うが?『僕の体には呼べない一部がある』より
看護師長の姪の息子の中学生が不登校となる。カウンセリングすると、夜尿症に悩む故
らしいが、その真相は…。『膀胱彷徨』より
ネット購入したリングを自身に装着したまま
忘れてしまい、救急で運ばれてきた営業マン。軽い気持ちで行なった行為の代償は・・・。
『或る崇拝者の最期』より
透析センターで散弾銃立てこもり事件が発生する。たまたま透析センターに向かっていた
鮎川は、変事を知り、透析センター前の男子
トイレに隠れるが…。『予算の都合で死ね』より
元ヤンの看護師長。忍の様なソーシャルワーカー。美容家顔負けの皮膚科医(男)。
同期で優秀な救急科医(女医)。
心強い仲間達と共に、鮎川が、
病の早期解決に挑む!
一風変わった医療ミステリー。
流石、似鳥鶏。まさかの泌尿器科で一冊書く
とは…。男性の皆様は、是非読んでみて欲しい。だって、基本、透析患者以外は男性患者
だから(^◇^;)
以下、下品な内容ですみません。
私が非常に怖かったのが、3話目の『或る崇拝
者の最期』自身の性器になんかつけるとか、
男性達ならあるかもしれない(偏見です。
分かってます)事象が、命を左右し、最終的に
自身の身体の一部を失います。
軽い気持ちが、身体が欠けるって!?想像する
だにめちゃくちゃ怖いです((((;゚Д゚)))))))
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