【読書感想】恋侍
23/09/12_読破。柴崎竜人/著。
真実の恋を手に入れるのは、この俺だ!!
自称『恋侍』の落合正泰の前に現れたのは、美人双子と外資系キャリアウーマン。
中目黒・歌舞伎町で繰り広げられる恋愛試合。今宵の勝敗は如何に!?
――『口説かずに後悔するより、口説いてから後悔しろ。』
ある日、自称『恋侍』の落合正泰は、デートを
約束していた女性からドタキャンされ、失意の
ドン底で飲みに行った先行きで、高校時代のマドンナ_夏帆に声を掛けられ、一緒に呑む事に
なる。しかも、夏帆は1人では無く、瓜二つの
双子の片割れ、真帆と一緒だった。
2人と親交を深め、泥酔した先に待っていたの
は、ラブホで裸で起きた自分。シャワー室から出てきた夏帆(推定)に動揺した正泰は、
慌ててラブホを飛び出してしまう。
その後、フォローのLINEを夏帆に送るが、
既読にならず、返信も来ない。
諦めた正泰は、師匠の教えに従い、マッチング
アプリで年上の女性と恋愛試合する事に。
マッチングアプリで出会った年上女性は、
バリキャリのエロ系女性。フラフラ引き寄せ
られる正泰。しかし、飲み会中、真帆から
飲みに来いと連絡が入る。一旦断る正泰だが、
年上女性の肉食系を垣間見、その誘いを
断り、逃走するーーー。
恋愛示現流・免許皆伝の恋侍 落合正泰。鍛え上げた知性を武器に、いざ闘わん!
いやはや、男の人って…という、お話。
けれど、流石、柴崎竜人。エンタメ力が半端
無い。作中、ひたすら正泰の心の声が描かれた
文章なんですが、マンガ読んでるみたい^_^
高校時代、根暗系非モテ男子だった男が、
アラサーになって、どうにか恋愛に漕ぎ着け
ようと争う姿がひたすら笑える。ホントに
世の元非モテ男子がこんなんだったら、逆に
結婚したい女性陣、チョロ過ぎ?
最後、年上肉食系女子サイドと真帆サイドからのお話があって、どちらも正泰に好印象を
持っているのが、次回作を期待させます^_^
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