【読書感想】世界の美しさを思い知れ
23/08/03_読破。額賀澪/著
双子の弟が自殺した。一卵性双生児の兄の貴斗は、弟の直斗の死んだ理由を探すべく、旅に出る。
蓮見貴斗と尚斗は一卵性双生児。弟の尚斗は人気俳優であったが、遺書も残さず自殺してしまう。直斗の葬儀を終えて数日後に尚斗のスマホを発見、貴斗が電源を入れると、一卵性双生児故に顔認証を突破できてしまう。
直斗の携帯に残された未読メールには、喫緊の予定で、礼文島行きの航空券が届いていた。
どうして旅行に行こうとしたのに、自殺したののか。その答えを知る為に貴斗は旅立つ。
人気絶頂で自殺した、愛する弟は何を悩んでいたのか。自殺を止められなかった、兄としての後悔を胸に、直斗の遺骨を身につけ、世界を旅する貴斗。貴斗は、旅先の行く先々で、直斗が
何を考え、行動したかをじっくり塾考していく。やがて、貴斗が生み出した答えとは…。
藤岡陽子さんの『明日の行方』に続く、双子ネタ(明日の行方の方は、双子と思われていたが、双子ではない)
人気俳優の弟がいきなり死んで、残された兄が
迷う話。一卵性双生児がどんなか分からないけど、ここの兄は弟の死がショック過ぎて、会社辞めて弟コスプレしたり、大変。
直斗君、凄いいい人だったみたいで、旅先で
いろいろお友達作ってたり、楽しかったのだ
ろうに…。この本のおかげで、海外旅行したく
なりました!早くどっか行きたい!
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