定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】偽りの春

 

23/07/18_読破。降田天/著

『落としの狩野』と言われた刑事を主人公に、人々の一筋縄ではいかない情念を描く。


いつか着物の少女を手にしたいと考えていた青年は、絶好の機会を得てしまい、少女を誘拐、監禁する。しかし、うっかり監禁した蔵の鍵を落としてしまう。鍵がなければ、少女が死んでしまう……。焦った青年は、交番を訪ねるが…。

高齢者詐欺グループのリーダーの光代。手足として使っていた仲間に金を持ち逃げされる。更に過去の犯罪をネタに、一千万円を要求する脅迫状が届く。追い詰められた彼女は、認知症を患う一人暮らしの老人宅に、盗みに入り、成功するが、1人の警察官に声を掛けられ――。

神倉駅前交番の狩野が、一つ一つ、犯人に纏わる謎を解き明かすーー。


『落としの狩野』と呼ばれていた伝説の刑事が、過去の不始末で派出所勤務に。しかし、彼の推理力は衰える事無く、ばったばったと犯人に罪を認めさせて行く作品。狩野さん自体はおしゃべりでウザいおじさんです(^◇^;)

相方の月岡さんが何故『みっちゃん』と呼ばれてるのか、最後迄謎だった_| ̄|○