定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】明日、弁当を作る

23/07/16_読破。ひこ・田中/著

中学一年生のぼくは、ある日母親から触れられた際、寒気を感じた。同じクラスのマシロは、

自分の弁当を自分で作るらしい。僕は、早速

自分の弁当を作ろうと試みるが、僕の家では

それは許されない行為だったらしく、両親から阻止されそうになる。何かがおかしい。僕は、

何がおかしいのか考えるが…。



朝、いつものように、母親がぼくの背中に触れた。いつものように「行ってきます」と答えて学校に行けばいい。それなのに、ゾクッと寒気がした。僕は自分の反応に驚く。異変は続く。昼休み、母親が作ってくれた弁当を開けるが、母が作った事を考えるだけで食べる気が失せる。折角母親が作ってくれたお弁当だから、無理矢理食べたけど、気持ちが悪い。一体、僕はどうしたんだろう? 中学生のタツキの自立心は、弁当作りへ変わっていく。冷凍食品を使えば、料理が得意でなくても弁当が作れるという、弁当作りの先輩・マシロにアドバイスを貰い、タツキは自分の弁当を作り続ける。しかし、母親には『タッちゃんはそんなにお母さんが嫌いなの?』、父親には『どうしてお母さんの仕事を奪うんだ』と責められる。両親の勝手に従わないのは、我儘なのか?自身で弁当を作りたい気持ちは、無駄なのか?一風変わった中学生男子の反抗期の話。弁当作り、洗濯。ユーモアたっぷりに描かれる反抗期の心情…。


とりあえず、タツキ君の母が気持ち悪い。ついで、家事は母の勤めと、全く疑う子供なく、

タツキに自分の考えを押し付ける父親。

気持ちが悪い家族の見本かな(^◇^;)

まあ、自分ちも大分壊れてるから、

何も言えないけど、中学生の子が、弁当作る、

とか、自分の下着くらい自分で洗う、とか言い出したら、ほっときますよ。色々生臭いの

嫌だし(・・;)