定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】みがわり

23/06/08_読破。青山七恵/著
売れない小説家、圓秀律のサイン会に現れた、自称ファンの主婦。後日メールを貰い、
彼女の家を訪ねると、私が亡くなった彼女の姉と生き写しだと言い、更に彼女の姉の
小説を書いて欲しいと依頼されるが………。


代表作がたった一作の売れない書けない小説家、圓秀律は、たまたま書いた絵本で
サイン会を開くことに。しかし、サイン会に自称熱烈ファンの主婦・杏子が現れ、
彼女を目にするなり泣き出してしまうほどの感動を示す。後日、杏子から
『お願いがあります』というメールを貰い、彼女の家を訪れた〇〇は『実は死んだ
私の姉に瓜二つ』だと告げられる。
更に、杏子の姉・百合の人生を小説にしてほしいと依頼され、引き受けてしまう。
百合の昔のエピソードを聞きながら、小説を書き進める律だったが、彼女が喜ぶのでは
と、独自で取材を進めた小説は杏子の逆鱗に触れるものだった…。
果たして、杏子の望む百合の小説とは一体どういったものなのか?
杏子と百合の関係とは…………?



思わぬ方向に話が展開していき、雲行きが怪しくなったところで急展開。
実は、最後まで読んだのに全く理解しきれなかったです_| ̄|○
百合の話を書いている律が、実は、百合の書いているお話のキャラクターである事までは
最後のくだりで分かったんですが、杏子の娘の沙羅と百合の関係と、百合と杏子の関係性が
分からないまま終わってしまった………。きっと竜乃介ショックのせい(´;ω;`)