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【読書感想】居酒屋ぼったくり おかわり!3

23/05/18_読破。秋川滝美/著
東京下町にひっそり佇む居酒屋『ぼったくり』には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある。旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説の番外編、第3弾。


実家の病院を継がない事を伝える覚悟で帰ってきた幹人は、親に伝えた際父親が黙ってしまった事を気に病んでいた。そんな中、幼馴染で家業を継いだユキヒロに飲みに誘われ『ぼったくり』に。そこで、色々とユキヒロの現状や地元商店のあり方、シンゾウさんから聞いた自分の親の気持ち等を聞くうち、幹人の心に迷いが出てきて…。
-----------------------------------------------------------------------「医師の息子」


馨と哲人は結婚式場の下見に行くが、その先で馨のお色直しの事で喧嘩してしまう。哲人は人生に一度だから、馨の気の済むようにお色直しさせたいが、馨はたった一度しか着ない物の為に出すお金が勿体ない、と言い張る。喧嘩の後、美音の家に行くと『栗ご飯』を作っており、要の母をお招きすることに。ついで、哲人も呼ぶ事になり哲人は要に諭される。
----------------------------------------------------「馨の結婚」


新婚生活と『ぼったくり』の両立で忙しい馨は、体調を崩し熱を出してしまう。案じた美音に、早めに店から帰らされるが、毎日残業で忙しい哲人に気を遣わせないよう、家でも無理をしてしまい、結局一人動けず寝込む羽目になる。美音が気を利かせて哲人を『ぼったくり』で食事させるべく、要が哲人に電話するが、哲人は馨が寝込んでいることさえ知らず、要に叱られる事になる。
-------------------------------------------------------------------------「夫婦のあり方」他2編。


は!?第2弾読んでないわ、私!
とりあえず『ぼったくり』の美音さんが結婚してからのお話。今回は馨ちゃん寄りのお話。
特に、3日も具合悪いのを気づかず、寝込んだ嫁が店に居ないのに「馨は?」って、オイ!!要さんじゃなくても叱りつけたくなるわ!しかも「部署が変わって色々忙しかったから」って家庭内のことは投げっぱなし。
皆様、宜しいですか?旦那の躾は最初が肝心です!あれもこれも手を出しちゃうと、
自分の首がしまって、しまいには離婚!!ってことになりますよ(;´Д`)
ウエディングドレスの話も、分かるかも。結婚相手は価値観が一緒の人じゃないと色々大変よね(遠い目)


と、言うことで今回も美味しそうなお酒と料理が満載のお話です。