定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】犬から聞いた素敵な話

23/04/07_読破。山口花/著
飼い主から愛犬へ。愛犬から飼い主へ。通い合う心をそれぞれの目線で綴った、感動の美しい短編集。


『飼い主から愛犬サイド』
(ルッカ)事故に会い、倒れていた所を救われた、人間が怖いルッカ。
(ムック)山の中で迷子(捨てられた)として保護された、ムック。
(こむぎ)パピーウォーカーとして世話していた子が、居なくなってしまった悲しみ。
(コハク)言うことを聞いてくれなくなった、コハク。暴れん坊になった理由は実は…。
(レオン)病気になって、初めて分かった死ぬまでにやりたい事は、犬を飼うことだった。
(大福)山の中で捨てられていた子犬と、子供の頃母に捨てられたオレ。
(ミルクとチョコ)子宮がんで、子供が産めなくなった私のもとにやってきた子犬。
『愛犬から飼い主サイド』
(ハグ)子供の頃から一緒な女の子は高校生。同級生の翔大君の事がすきみたい
(テレビ)飼い主さんの時が止まってしまった。どうして?元気を出して?
(プリン)捨て犬プリンを拾ったひかりちゃん。二人のもとに子猫が二匹やってきた
(はっちゃん)大好きな大志さんが帰ってこない。飼い主を待ち続ける二匹は…
などなど、ショートストーリーが14編収録されています。


ショートストーリーが沢山なのですが、どれも犬好きさんや犬を飼っている方にはグサグサ刺さるお話ばかりで、のっけから涙腺崩壊です。
こういう本を読むと、虎太郎のことを考えてぐじぐじするのですけども(^o^;)
三十分くらいで読み終わる軽めの絵本と考えて、読んでみて下さい。