定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】鴨川食堂おまかせ・鴨川食堂しあわせ

   

23/03/20_読破。柏井 壽/著


思い出の『食』を求め、今日も鴨川食堂には迷える人が訪れる。
上京する日の朝に飲んだ味噌汁、大事な約束と一緒に贈られたおにぎり。祖母が作ってくれた甘い冷やし中華。別れた子供と最後に食べたマカロニグラタンなど(鴨川食堂おまかせ)
失踪した父にどうしても伝えたい事がある焼鳥、亡き妻に秘めた想いの駅弁、亡くなった夫の他の女性との思い出のイタリアン、幼い頃に離別した双子の弟との思い出のすき焼き(鴨川食堂しあわせ)


『鴨川食堂』シリーズのあらすじ。
京都の東本願寺のそばにある『鴨川食堂』は、店主の鴨川流とこいしの父娘2人で切り盛りしています。このお店は看板を出さず、ひっそり経営してるお店。料理雑誌に1行広告『食、捜します』と掲載していて、見た目は普通の食堂ですが、その実は、思い出の味を探してほしい人の依頼を受ける食堂兼探偵事務所も営んでいます。食探しを依頼したい人者は、この一行の広告だけを頼りに店に辿り着きます。
そして、様々な依頼人の『思い出の食』を、元刑事という経歴を持つ鴨川流が、毎回探し出し、依頼人の前で、その料理を再現してくれる、というお話です。


ついつい読んでしまう鴨川食堂シリーズ(笑)
いいお話も沢山あるのに、感想が全部料理で塗り替えられてしまう……(^o^;)
毎回毎回、流れさんが依頼人の人に作る、最初のご飯が美味しそうなんですよ!もう、依頼人の思い出の食なんぞより(←暴言)
今回この本で『すき焼き』に関西風と関東風だけでなく、置賜風があることを知りました。きっと、次にうちですき焼きする時には、忘れてる知識(野菜を先に似て、最後に肉をかぶせて蒸し焼きにするんですって)
腹ぺこさんにおすすめできない飯テロ文学!興味のある方はどうぞ。