定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】スクイッド荘の殺人

23/02/28_読破。東川 篤哉/著
閑古鳥さえ寄りつかない鵜飼探偵事務所に、待望の依頼人が訪れた。その男は、なんと烏賊川市の有力企業社長・小峰三郎。烏賊川市の有力企業の社長が、スクイッド荘に同行して脅迫者から護って欲しいという。断崖絶壁に建つ奇妙な形のスクイッド荘は、知る人ぞ知る高級旅館との噂だが、いかにも怪事件が起こりそうな予感。


東川さんの烏賊川市シリーズの新作です。
著者の作家デビュー20周年記念作品で、久々の烏賊川市シリーズ。20年前の事件と現在の事件がリンクするという長編小説。二十年前に空き家で起こったバラバラ殺人事件。被害者は小峰三郎の兄。そして、二十年後、鵜飼のもとに訪れた小峰三郎はクリスマスの夜に、ゲソ岬に佇むスクワッド荘に宿泊して、自分を警護して欲しいと訪れる。宿泊費・飲食代全て三郎持ちと聞いて、喜び勇んで出陣する鵜飼と助手の戸村はでかけますが、そこはおマヌケな探偵達。いろいろな謎を巻き込み、しくじりをやらかし、謎解きをします。


毎回思うのですが、東川さんの小説はおもしろいのですが、サラッと読めすぎて感想を書く段階で悩みます。面白いし、笑えるし、ミステリも良いのですけど(^o^;)
サラサラかきこめる、お茶漬けミステリとでも言うのでしょうか…。
強いて言うなら、平成ギャグとネタが満載で懐かしかったなぁ…と。
東川先生のファンの方、申し訳ありません。
そういえば、烏賊川市の公式ホームページまであるんですね。公式キャラクターが微妙に振り切れて無くて良い。