定年まであと何年?

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【読書感想】居酒屋「一服亭」の四季

22/11/29_読破。東川篤哉/著
鎌倉の路地裏にひっそり佇む居酒屋『一服亭』を営む美人女将。彼女は極度の人見知りで料理もそこそこだが、実はとんでもない特技があり、其の特技とは『安楽椅子探偵』だった。二代目安楽椅子探偵で女将のヨリ子さんが挑む、数々の難事件に
舌鼓を打て。


4篇の短編から構成されるミステリー小説。なんと悪趣味にも前編、死体が解体されてます(^_^;) 主な登場人物に、講談社ならぬ「放談社」の記者、君鳥くん。一服亭常連の神奈川県警の女性刑事、山吹さん。一服亭の女将で、安楽椅子探偵二代目ヨリ子さんがいます。ヨリ子さんは極度の人見知りで、初めてのお客様が来ると、卒倒します。なおかつ、お客の皆様、皆ヨリ子さんの推理を目当てに居酒屋に来るのですが、ヨリ子さんはお通しと飲み物を出した後は、お客の語る出来事に釘付けになってしまう為、話が落ち着くまでは一切他の食べ物は出ません。
…嫌だ、こんな居酒屋。ついで、『一服亭』は普通の民家にあり、普通の表札に記載されているので、物凄く見つけにくいとか…。当に、知る人ぞ知る通の店です。


‥と、まあ、東川ワールド満載な推理小説なので、サラサラと笑いながら読めてしまいます(たとえ、前編バラバラ死体でも)ので、どちらかというと、イヤミスとか読んだ後の箸休めとして読むと丁度良いかも。