定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】走るジイサン

22/11/03_読破。池永陽/著
作次69歳。年寄り仲間と語らう平凡な毎日だったが、息子の嫁にほのかな想いを抱き始めた頃から、自分の頭の上に猿が乗っていることに気付く。


主人公の作次は、息子と二人暮らしの所に若い嫁さんが転がり込んできて、老いを感じながら嫁さんにときめきを覚える。そんな自分に戸惑う作次はある日自分の頭の上にサルが載っていることを発見する。それから猿に話しかけるようになり、猿は自分の良心の現れではないかと疑うが…。


これまた難解でした。読みやすいんだけど、何を表現したかったのか、何故猿だったのかわからなかった‥(^o^;)
作次の周りの人達も、色々大変で、作次の息子の新妻は、元不倫相手から嫌がらせ電話を受けていたり、作次行きつけの喫茶店の娘さんは自分の親ほどの男性と恋愛して悩んでたり、作次の友人は、熟年離婚を切り出されてたり、老いてなお、熱々の夫婦の友人は、嫁さんが怪我してから急速に弱り始め、嫁さんの後追い自殺したり。


強いて言うなら、老いと何か?をチョッピし感じたのかも。