定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】キッズ・アー・オールライト

22/10/30_読破。丸山正樹/著
ストリートに生きる日系ブラジル人の少年。介護に追い詰められるヤングケアラーの少女。『見えない存在』である彼らを、見守る大人たちがいる…。現実問題に触れる考えさせられるお話。


ヤングケアラー問題と日系外国人の子の問題はまだまだ不勉強でしたので、考えさせられました(なんてったって住んでる所が地方なもので…)調べると、現実問題として、小学生のヤングケアラー率が10%程度いるとか……。
小学生の子が老人介護や幼い兄弟の世話、体の不自由な家族の世話をしたり、また、家庭内の家事をほとんど子供が行い、遊ぶ暇は愚か、勉強する時間さえ奪われている子どもたちが沢山いるそうです。


こうやって、本ばっかり読んで偏った知識を沢山入れていくと、毎日苦しくなってきます。保護しなければいけない存在がどんどん増えてきている気がして、自分の老後と子供の行末さえ不安で仕方がないのに、よその人たちのことも考えるなんて馬鹿げている気もしますが、日本はもっと、弱者に優しい国になって欲しい…(泣)
いや、ホントに読まなきゃ良いのに、自分、ミスネガティブなので何でもかんでも悪い方向に考えて、具合が悪くなってします。