定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】レンタルフレンド

22/10/27_読破。青木祐子/著


七実は、会社員時代に結婚式の招待客のサクラをやって以来、この世界にハマり、会社を辞め、プロのフレンドを職業としている。対象客は女性のみ。発注されたからには、依頼人の事を思いやり、依頼人の望みを叶える事に尽力を尽くしている。この本に登場した4人の依頼客には様々なタイプの女性が居て、いろいろな事情から友人を依頼している。
ゼミの友人と上手く行っていない女子大生。有名なメイクアップアーチスト。独身キャリアウーマン。結婚間近の婚約者を抱える女性。一人ひとりの悩みは全く違えど、七実は彼女達の幸せを願い、友人を演じる。


いや、いそうですよね。結婚式のサクラもそうですが、意外と友人を求めていて必要としている人って多いんじゃないのかな?まあ、お金を払ってまでレンタルするっていうのは大分切実なんでしょうけど。
確かに、年取るとだんだん友達減ってくるなぁ…と感じました
(だが、打開策今のところ無し)


個人的に気になるのは、最終話の結婚間近の婚約者を抱える女性なんですけど、最終的に婚約者と分かれてハッピーにはなるのですが、ラストで『結婚することになったの』と一言あるんです。え?婚約者と分かれて間もないのに?どこかに、他に男がいるとか書いてあったっけ?とか、あちこち戻って読み直す始末。ぼーっと読んでる私も悪いのですが、焦るのでいきなりラスト新展開はやめて欲しい…。