定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】任俠ショコラティエ

22/10/16_読破。新堂冬樹/著
規格外のパワーを持ち、新宿の王と呼ばれた星咲直美。故あって極道の世界から足を洗い、その情熱をショコラに捧げている。人々を笑顔にする為に日々ショコラティエとして研鑽を積むが、古巣である『東神会』の若頭が卑劣な罠を仕掛けて来る。


序盤は、星咲直美の破天荒なキャラクター紹介。
ストーリーテラーは、星咲直美の舎弟の譲二(貧弱系アイドルフェイスのパンチパーマ。盛り込み過ぎ)です。
星咲直美はケーキ屋の両親を持ち、子供の頃からスイーツに慣れ親しんできましが、ケーキ屋の土地を狙う悪質な暴力団に狙われ、店に放火された挙げ句、幼い?直美を残して死んでしまいます。この頃から並の人間ではなかった直美は、包丁片手に暴力団の元へ復讐に向かうのですが、その途中『東神会』の当時の若頭に出会い、それから大人になるまで育てて貰いました。自分の両親の敵の組を潰した後、暴力団から足を洗い、ショコラティエとして店を持つのですが、自分の親の様な目に合う人が出ないように、新宿のパトロールを欠かさず行い、目についた悪質な暴力行為に対し、自身の暴力行為でカタを付けて歩きます。そんな直美の事が、現役の組の者からしたら、面白いわけがなく、直美を潰そうと、数々の罠が仕掛けられていきます。そして、そんな直美に心酔している譲二は、直美を守るべく紛争するのですが…。


表紙がアホそうだったので借りてしまいました。ショコラティエってタイトルだから、もっとそっち方面の小説なのかと思いきや、甘かった。だって頭に『任侠』ついてるもん…。
がっつりと苦手なバイオレンスアクション系でした_| ̄|○ il||li
直美さんのアクションシーンが痛くてたまらない一作です。