22/09/19_読破。桜井美奈／著
アパレルメーカーに勤務する茉菜は、取引先の男にしつこく言い寄られ悩んでいた。ある日、茉菜は家の前で男に待ち伏せされ、家の中迄に入ってこられそうになった時、一人の男に助けられる。だが、その男とは茉奈が5年前に殺したはずの夫だった。

5年前に殺したはずの夫は超ＤＶ男。たまりかねて崖から突き落としちゃった(^_^;)で、全く違う地で生活を営んでいた茉奈だが、帰ってきてしまったので（笑）そのまま同居。昔の夫違い、戻ってきた夫は無口で優しくし思慮深い人に。夫曰く、事故で記憶喪失で、昔のことは覚えていないとの事。だが、夫は茉奈に隠し事をしている様で気が抜けないし、もし崖から突き落とした時の記憶が戻ったら殺されかねない。夫の真意は何なのか…という展開だったのですが。

ホラーなのかサスペンスなのか分からないまま、穏やかに進むと、思ってなかったところからのオチでびっくりしました。
いや、とりあえず、普通のオチではないです（とんでもストーリーでもない）
あーー、そうきたかーー（変化球）という感じ。

主人公があまりに救われないので、オチの後幸せになってくれるといいな…と思いました。