定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】ボトルネック



22/07/22_読破。米澤穂信/著
複雑な家庭環境の中学生が、『自分だけが存在しない』平行世界に入り込む話。
自分の存在しない世界で、自分の代わりに存在する居なかった筈の姉?と共同で
死んだ同級生の謎を解いていくが…。
てねぇ、読後感の悪い小説と知ってて読んだのだけども、やっぱり
複雑な家庭環境の子の話を読むと気分が落ち込むし、まあ、当然
良いオチなど待っていない訳だし。
人それぞれだと思うのですが、家庭環境に問題があろうがなかろうが
いろんな人間はいるし、どう育つかも環境と素養だとは思うのだけど、
この小説に出てくる子供達は、揃いも揃って歪というか何というか…。
評判通りの読後感の悪さです。