定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】嫌われ者の矜持

22/0901_読破。新堂冬樹/著
芸能界の暗部にも切り込み『ターゲット』を決して逃がさない写真週刊誌の編集者・立浪慎吾。人気タレント達のスキャンダルを暴き続ける目的は、因縁の芸能界のドンを倒す事であった。


主人公立浪は、もとは文芸編集者だったのが、数年前に父親(しかも週刊誌の編集者)が謎の自殺を遂げたのをきっかけに忌み嫌っていた週刊誌編集となり、父親を嵌めたであろう芸能界のドンを追う事になる。
という訳で、立浪氏、前半はクールドライで非常に格好良い。そのドライさは、ネタ元さえ裏切る程。読んでいて非常に気持ち良い。
が、しかし、中盤から仲間が出来たとたん、人情に熱い人にキャラ変。仲間・同僚の弱みをネタにあっちからこっちから脅されまくるし、大変。
で、エンドが…なんか、あれ?と。
折角どきどきわくわくしながら読み進めたのに。頁足りなかったの?ジャンプで言ったら打ち切り?みたいな感じがしたのは私だけだろうか(^^;