定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】マーブル

22/08/29_読破。珠川こおり/著
Twitterの裏アカウントでBL作品を創作し、異性との恋愛話をしない弟の穂垂。大学生の姉・茂果は、弟は同性愛者なのではないかと考え、過干渉してしまう、というお話。


茂果の彼氏は、バイで男性とも経験のある方です。この話、この方が良い人だからまとまっているフシがあると思う。また、大学デビューに失敗した茂果の唯一(他に友達でてこなかったので・・・)の友人はモテオタク女子です。
茂果自身は、読んでいると多分に性格が悪い(本人が無自覚)


茂果の価値観は大分昭和で『女の子は将来お嫁に行き、幸せな家庭を気づくのがまっとうな人間』的な考え型なのですが、ブラコンなので、自分の弟が腐男子と知るや、
男が好き?→親友の同級生が好きなの?→心配で彼氏に愚痴る(ここで、自分の価値観を彼氏にとうとうと押し付ける→彼氏の妹(肉感的美少女)に協力させ、弟とデートさせ、デートを尾行する。
ここまでやるってどうなん?弟が一言でも、自分は男が好きとか言ってもないのに…。
友人のモテオタク女子の話はオタク話が多いせいか、ほぼほぼスルーするし。彼氏に対しては、あたりまくるし。読めば読むほど、茂果の自分勝手さに嫌気が差します。が、他のキャラクタは折り紙付きで良い方々です。
興味を持たれた方はどうぞ。お話自体は面白いのですよ!
個人的に主人公の茂果が嫌だなぁと思っただけで(^^;