定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】パンダより恋が苦手な私たち

22/08/16_読破。瀬那和章/著
超我儘モデルのアリアの代わりに恋愛コラムを執筆することになった編集者の一葉。アリアのマネージャーの紹介から「恋愛」を研究しているという准教授・椎堂司に助けを求めるが、彼の専門は「動物」の恋愛だった…。


思ってたより全然面白かったです。表紙が可愛かったので何となく借りてみたのですが、漫画のようにサラサラ読めます。恋愛要素有り。一葉の恋愛コラムに投稿される恋愛相談も、世間でよく聞かれる奴ばっかだから、共感しやすいし。
椎堂准教授のいろいろな動物の求愛行動の説明が目からウロコで面白いです。
ヒロインの一葉の恋愛も至極真っ当だし。タメになる(雑学)恋愛小説、でしょう。


個人的に、読んでて大倉崇裕さんの『警視庁いきもの係』を彷彿させますね。川瀬七緒さんの『法医昆虫学捜査官シリーズ』とか。こういうアクが強くて一生懸命さが可愛いキャラクタは大好きです。
椎堂准教授と薄巡査(警視庁いきもの係)と赤堀准教授(法医昆虫学捜査官シリーズ)を併せたら最強タッグな予感。
(↑上の2シリーズもおすすめです!)