22/08/13_読破。彩坂美月／著
山間の小さな町_みどり町では不穏な出来事が頻
発しており、すべての犯人は『みどり町の
怪人』という怪談が流行していた。
この怪談を中心にみどり町に住む沢山の人達の生活が描かれています。
個人的に凄く面白かったです。怪人の影はちらつくのですが、中々姿を表しません。
すべてがただの噂なのか、真実なのかは読み進めていくと、沢山の登場人物の織りなす輪の中にじわじわと現れてきます。ときに小学生目線から、ときに女子中学生から、主婦から。様々なみどり町の住人たちの目を通して、みどり町の『怪人』が徐々に姿を表します。
…犯人アンタかい！！って瞬間が来ます（^^；
じわじわ怖いけど、決して怖くない話(笑)