【読書感想】花は散っても
23/08/30_読破。坂井希久子/著
優柔不断な夫に見切りを付け、家を出て着物のネットショップを営む美佐。あるとき実家の蔵で、祖母の物とは思えない小さい着物と、謎の美少女が写る写真と三冊のノートを見つける。
母親の過干渉が気にならず、優柔不断な夫の要一郎との生活が疎ましい美佐は家を出、
着物のネットショップ『蔦や』を営んでいた。ある日、実家の蔵を整理していると、箪笥の
奥底に大切にしまわれた、祖母_咲子の物にしては小さすぎる銘仙を発見する。更に、銘泉と
一緒に、3冊の大学ノートと、見知らぬ美少女が写った写真が仕舞われていた。
写真の少女は『誰』で、祖母との関係は如何様だったのか?興味を持った美佐は、謎を解く為に、祖母が書いたと思われるノートを読み始める。
ノートは、父を亡くし、叔母に面倒をみて貰っていた祖母_咲子が、養女として川端家に迎えられ、一つ違いの川端家の1人娘_龍子と出会う所から始まる。
読み進める内に、咲子がいかに龍子に心酔して
おり、龍子と咲子がどんなに互いを必要として生きて来たかが明らかになっていく。
しかし、孫娘である筈の美佐は、川端家との繋がりをこれまで、全く知らなかった。何故なら
親戚付き合いが全く無かったからだ。
一体、何故二人の人生は別れてしまったのか?
えーと。戦前戦後のお嬢様方の精神の結びつき?(何だ?それ)のお話?
す…すみません。話としては面白いのですが、
咲子さんの愛が深すぎて、幻滅してます😖
ネタバレなので、何も語れませんが、
『あんた達、どうかしてるよ💦』ともすると
サブイボしか出ない。清い時代だったからこそ
Sだのなんだのあったんでしょうか?
一応、私も女子高出身ですが、ここ迄歳とると
🤮しか感じられませんですた。反省。
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