定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】グッバイ・イエロー・ブリック・ロード

23/05/16_読破。小路幸也/著
研人達がイギリスでアルバムのレコーディングを行う事になった。しかし、藍子の元で
滞在中、マードックが消えてしまう。東京の堀田家と現地の仲間達・総動員で、
異国の地で謎に挑む!『東京バンドワゴン』シリーズの番外編。


高校を卒業したばかりの堀田研人が率いるバンド『TOKYO BANDWAGON』が、
ひょんなことからイギリスのスタジオでフルアルバムのレコーディングを行う事になる。
我南人の引率で、藍子とマードックの家に滞在する事になった一行。
しかし、マードックが日本へ盗まれた美術品を密輸入しているという容疑をかけられ、
事情聴取としてスコットランドヤードに連行されてしまう。
困った一行は、日本の堀田家と連絡を取る。
偶然堀田家を来訪していた木島により『別のマードックが犯人で、勘違い?』と
いう話を聞き、安心したのも束の間、スコットランドヤードから帰された
マードックは行方不明となってしまう。


毎回お馴染みの堀田サチ。彼女が聞いた事象を研人達に伝えるべく、偶然出会った
スコットランドヤードの山ノ内ジュンに協力を仰ぐと、マードックの失踪には
ジュンの上司・ロイドとマードックの友人が絡んでいる事が判明。
しかも、研人達の携帯には見知らぬ男からの電話が入る…。


東京の堀田家と現地の仲間達の総動員で、不可解な『誘拐』と『美術品盗難』の謎に迫る。



久々に『東京バンドワゴン』シリーズ読みました。
今回はイギリス編という事もあって、普段の堀田家メンバーはあまり出番がありません。
サチさん、研人、我南人さん、藍子さん、マードックさん(堀田家ではないけど
甘利くん、渡辺くん)がイギリス在中組で、ここに新キャラクターの山ノ内ジュン
(日英ハーフでスコットランドヤードに勤める29歳女子)を加えてワチャワチャやります。ジュンさんは、霊が見える体質で、美術大出身(マードックさんの後輩)という大分
都合の良い設定が加わってます。両親は数年前に事故で亡くなっており、お父さんは
東京出身らしいのでもしかすると今後、堀田家となんか関係があるとかいう設定が
出てきそうです。


だがしかし、安定の『東京バンドワゴン』。大円団で良かったね😂のオチ。
我南人さんが大好きなので、もっと活躍する話が良かったな……。
しかし、ドラマの影響か、私の頭の中の我南人さんは玉置浩二…。
ち、違うんだ!玉置浩二が好きじゃなくて、我南人さんが出てくるシーンは
なんか、ほっこりして好きなんだよ~!!
ほんと、『LOVEだねぇ』(;´Д`)