定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】ミス・パーフェクトが行く!

23/03/25_読破。横関大/著
厚生労働省雇用環境・均等局総務課所属のキャリア官僚の真波莉子。進むところ敵なしの彼女は、外交、経済、パワハラ、セクハラなど、さまざまな問題を解決してゆく。


主人公の真波莉子は、厚生労働省雇用環境・均等局総務課所属のキャリア官僚。その上、現総理大臣の隠し子で、総理大臣の影のブレーンを務めています。ある日、某政治家の発した不適切発言から、総理大臣のフォローをしようとしていた莉子は、某政治家の派閥の長である牛窪から『総理大臣の隠し子だというネタをマスコミにリークされたくなければ、私の愛人になれ』(←コイツ、73歳の爺)と脅されます。
ちなみに総理大臣である父親の属する派閥の長は馬渕さんで、馬渕派と牛窪派は対立しています。いち早く、総理大臣である父親や、自分の職場に掛かる迷惑を計算した莉子は、さっさと離職し、身辺警護のSPを一人雇い、姿を消します。その後、SPと入ったファミレスで、思いつきでバイトを初めた莉子は、売上ワーストのファミレス店舗のの経営を立て直したり、航空会社のCAのセカンドキャリアを推進したり、様々な厄介事に巻き込まれながら、全てを良い方向に導いて行きます。


いや、容姿端麗・頭脳明晰・その上総理大臣の娘(ついでに料理上手)って、凄いチート主人公。流石、横関ヒロイン(^o^;)
そんな莉子さんが、バッタバッタと問題を解決していくのは、読んでいて気分が良いので、是非続編を出して欲しいです(と思ってたら、発売されてた)あまり上のあらすじに書きませんでしたが、莉子さんについたSPさんは、元刑事で、仕事が忙しすぎて奥さんに逃げられたバツイチ子持ちの方ですが、小学生の娘と仲良くなりなんとなく、莉子さんといい雰囲気になるのですが、莉子さん、自分の恋にはストイックすぎて、次回乞うご期待、になってます。(次回も進まなそうな予感がする)
とりあえず、もやもやする現代社会にスカッとしたい方におすすめ!