定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】神さまのいうとおり

23/02/18_読破。谷 瑞恵/著
母方の曾祖母の住む田舎に引っ越す事になった一家。父親は会社を辞めて主夫になり、農業を始める。そんな父親が恥ずかしい思春期の娘と何も相談してくれない夫との関係に悩む母親。割りとすんなり田舎で順応する息子。バラバラになりそうな家族を救ってくれたのは、曾祖母の『暮らしの知恵』だった。


糸が絡まってぐちゃぐちゃになったとき唱えるおまじない。子供のカンが強いときは、疳の虫を退治してもらう。子供の頃、親に『お前は橋の下で拾った子だと言われた』など、昔なんとなく聞いたお話が沢山出てきて、懐かしいお話。様々な言い伝えや風習について、曾祖母が答えてくれます。
あー、なるほどね、と昭和世代には物凄く懐かしくってノスタルジックな気分になります。
(いや、うちの弟も「橋の下」よく言われてたわ。疳の虫もね)


個人的には、長男くんが同級生の子と猫を探すお話が好きです。
読後の雰囲気が良いです。昭和世代におすすめ。