定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない



22/07/20_読破。作家さん:桜庭一樹
最近、読後感の悪い小説を検索しては読んでいます。
感想っていうか、感想?。
シングルの子どもで貧乏で、引きこもりの高等遊民の兄を持つ『山田なぎさ』と
裕福?で不思議キャラで美少女で、親に虐待されている転校生『海野藻屑』の
出会いと友情の物語?なのかな。
自分の境遇を認めたくなくて必死に不思議ちゃん(空想世界を語る)する
海野藻屑にとにかく涙を誘われました。もうね、アラフィフなのに、
中盤から悲しすぎて涙が止まらなかったyo。
(うちも娘いるんで、感情移入するのさぁ)
山田なぎさはね、母親どうにかしろや!!って思いましたが、
自分もあまりいい親じゃないと自覚しているので、あまり感想が言えない。
なんだかねぇ。どんなに親から邪険にされても、子どもには親しか
いないのかねぇ…て、とにかく悲しくなった作品でした。