定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】老父よ、帰れ


22/09/25_読破。久坂部羊/著
老人ホームから認知症の父を自宅に引き取った、45歳の好太郎。父の介護に懸命に取り組むが…。


アラフィフで7年前に親と大喧嘩して、全く音信不通を通している自分にも、考えさせられるお話。(とはいえ、自分の親を許す気がないので、自分とは別の世界として認識)
認知症の親を引き取って、自宅で介護し始める主人公の好太郎は長男。引き取った時点で、父親は光太郎の事を覚えているか不明だし、言葉も話せない状態。しかも、学生時代は反抗期からか、父親とは没交渉。まあ、いろいろ思い返せば若気の至り、というのはどこでも聞くお話です。自分が知らなかった父親、兄弟との比較、色々な事が出てくる訳で。
すくなくとも我が身に置き換えても、冷たいようですが、好太郎の様に自分ちに引き取って
介護する気もないし、旦那の親もごめんです。今まで一切没交渉なのだし、没交渉のまま
いたい…(すみません、今度時間出来たら、親のこととか旦那の親のこととか書こう)


どんな人でもいつか我が身に降りかかるかもしれない介護問題。中々考えさせられました。
(がしかし、自分自身は若輩なので、親と和解するのは向こうが死んだら考える、と言った状態)