定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】ティンブクトゥ



22/07/23_読破。ポ-ル・オ-スタ-/著
犬のミスター・ボーンズが、最愛の飼い主_ウィリーの死により、放浪、出会等を介して色々考えるお話。飼い主のウィリーは『放浪の詩人』で、どんな時でもボーンズを愛玩動物
として扱わず、自由で対等だった。
だからこそボーンズは、ウィリー亡き後に出会った新しい飼い主とを比較するんだろうな、と思わされる話。
日本での普通の飼い犬であれば、犬小屋ないし室内ゲージ飼いで、飼い主が仕事や学校に行ったりする間はゲージで(ボーンズから見れば、退屈な牢屋)お留守番が基本。但し、ご飯もオヤツも欠かされない。
だけども、ボーンズとウィリーの暮らしでは、恐らくそんな所に入れられる事も無く、常に自由対等、いつも一緒。たとえご飯にありつけない日があっても、そんな暮らしの方が犬にとっては幸せなのか、と考えさせられました。
ホントにね。ウィリーみたいな生活ができれば良いんだけどね…。