定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【雑談】今日は一周忌です。

去年の3月15日。
私が初めて家族になった最愛の息子、虎太郎が天に召されました。


7歳になったばかりで、キャバリアによくある僧帽弁閉鎖不全症も発症せず、まだまだこれから一杯一緒に入れると信じていました。しかし、一昨年の6月、ブラッシング中の旦那が彼の喉に異変を感じました。
喉にピンポン玉みたいなグリグリがいたのです。
行きつけの獣医さんに検査してもらった結果、『扁平上皮癌』だと分かりました。
麻酔を月に何回もかけられない(体の負担により)関係上、一月半おいて、切除して貰いましたが、お医者様の見立て(と病理検査の結果)によると、『恐らく再発する』との事。
切除してから11月位までとても元気に過ごしていました。けれど、恐らく先は長くないと感じた私達家族は、毎年恒例の蔵王温泉も、ペットも泊まれる宿にして、家族四人の温泉旅行を楽しみました。
温泉から帰った後、なんだか元気がなくなった彼。具合が悪いのかな…?と獣医さんに相談したところ、去年の1月頃、獣医さんが、自宅がある市から高速で1時間ちょいの市にペット専門で放射線治療の専門医がいるから紹介状を書く、と仰ってくれ、早速その病院へ。


紹介された病院で、検査を受けた所、『既に喉に3つも再発しており、放射線治療しても1~2ヶ月延命しか出来ない。何故一昨年の6月の時点でうちに連れてこなかったのか』とお叱りを受けました。
犬を飼うのも、ガンになった人が側に居たこともない私達家族は、正直、事態を甘く見ていたのでしょう。


『その日の検査を受けるための麻酔ですら喉を通すのがギリギリだった』
『このままだとすぐにご飯も喉を通らなくなる。今日中に胃瘻手術を受けることを勧める』
『放射線治療を受けるなら、最少でも1週間に1回は受けなくては効果がないし、予約で一杯だから、出来れば今日、ないし、数日間以内に治療の方針を決めろ』
と矢継ぎ早に言われ、泣きたい気持ちで一杯になりながら、胃瘻手術をして貰いました。
胃瘻手術と検査と麻酔で、彼は一週間ぐったりしていました。
そんな姿を見て、毎週麻酔を受けてぐったり寝たきりにさせて、延命しても1~2ヶ月。
そんな苦しい状態で、側に置くことは私達飼い主のエゴじゃないのか……?


私達は、放射線治療を選ばず、私がテレワークで、四六時中いざその時まで彼の側にいる事を選びました。
『治療しなければ1ヶ月と持たない』と宣言された彼は、抗がん剤(試験的なもの)を処方され、それから2ヶ月半、私の側に居てくれました。
本当に優しくて、美しくて強い子でした。


もう1年が経ち、1年と待たずに新しい子を迎えてしまった私ですが、彼の事を忘れたことなどありません。
ほんとうに、ママは虎太郎が大好きだったし、これからも虎太郎が大好きだよ。
天国に行っても、ママのこと忘れないでね。



すみません、本当に雑談でした。興味のない方は、読み飛ばして下さい…(^o^;)