定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】スクラップ・アンド・ビルド



22/07/29_読破。羽田圭介/著
趣味が筋トレの無職の青年とかまってちゃんなおじいちゃんが主な登場人物。
じいちゃんが、面倒くさくなるとすぐ『死にたい』を連発するので、孫(青年)は、
自分が罪にならないように自然にじいちゃんを死なせてあげようと、色々画策する、という
お話。
この本のレビューとか見ると、みんな、尊厳死がどうとか、命の選別がどうとか難しい事を
たくさん書いてるのですが、ワタクシ、根がアホなのか、そこまで考えてませんでした。
なんかひたすら、孫もじいちゃんも面倒くさい。自己鍛錬なのか暇なのか、暇さえあれば
筋トレ、自家発電(今の人知らないか)ですら、トレーニング。肝心の勉強はじいちゃんの
杖の音が気になって集中できないとかで中途半端。馬鹿の極みにしか思えん。
けど、じいちゃんの世話は人一倍してるからいい孫?
じいちゃんは、体が言うこと効かないせいか基本ネガティブ。言い訳代わりに『じいちゃん
は、はよ死ぬといいよ』
もう、読んでるとずっと「面倒くせぇ~」しかなかったですわ。
(すみません、私、優しくないので^^;)
でも方言で話すので、多分個人的には憎めないじいちゃん。
とりあえず、近い将来自分にも関わってくるかもしれない問題をリアルに描いた作品だと
思う。(がしかし、自分は基本すべてのことが「面倒くせぇ」しか根本にない)