定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】湊町の寅吉

22/09/20_読破。藤村沙希/著
江戸時代の新潟湊。廻船問屋の息子の寅吉は、いたずらが大好きなやんちゃ者。ある日、質屋の金兵衛にいたずらを仕掛たことから、巡り巡って湊祭りで芝居に挑むことになるが。


中を見て借りなかったので、開けてびっくり児童文庫(苦笑)


寅吉は長男で、父親似だが、父親からは大事にされていないと思っており、弟の文吉は母親似で、母親が体の具合が悪いのは自分を生んだから、と思い悩んでいます。中盤で思いの丈を打ち明けあったら、案外二人共兄弟なんですねぇ。とババはほっこりしました。そのくらいかな。なんせ、児童文学だから…


『昔の新潟のことが勉強になったぞ!』という感じです。
新潟港がどんな役割を果たしていたのか、昔の廻船問屋という商売のリスク、子供達が何をしていたのかなど、子供が解るように、優しく書いてありました……。仕事の昼休み休憩に本を読んでいるのですが、児童文学、時間が余りすぎて参った…。
ちゃんと中を見て借りることにします。