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【読書感想】罪人の選択

22/09/10_読破。貴志祐介/著
貴志祐介の短編集。『罪人の選択』以外はSF作品です。とりあえず、『罪人の選択』のあらすじ。
終戦後、妻を寝取られた男が間男に対し、2つの選択を迫ります。密造酒と自家製のふぐの卵巣の缶詰のどちらか一方に毒が入っており、一つのヒントを元にどちらを口にするかという選択を迫ります。
その18年後、同じ選択を迫る男女。男は女の妹を弄び、死に追いやった罪人です。この時選択するのも同じモノ。
さて、二人の罪人は何を選び、結果はどうなったのか。というお話。


このお話、面白かったです。ちょっと毒物(フグの毒)の豆知識が入りました。結果も(笑)他の短編集の中では『赤い雨』など、SFなんですが、近い将来起こりそうな出来事かも、と思いながら読みました。
貴志さんの小説は、個人的に長編が良いので継ぎは長編が読みたいです。