定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】最後の晩ごはん [15] 、 [16]

22/0909_読破。椹野 道流/著
芦屋の定食屋「ばんめし屋」で働く、元俳優の五十嵐海里の悩める日常を書いた『最後の晩ごはん』シリーズの15,6巻。15巻は淡海先生と妹の話。16巻は海里の後輩の李英の話。


紹介が雑ですみません。これ、結構有名みたいだから、細かいとこいいかな…と(ダメか)
一応、主人公五十嵐海里は元俳優で、スキャンダルを起こしたと言う事で事務所を追い出されヤケになっていた所を『ばんめし屋』の夏神さんに拾われ、ばんめし屋で働いています。また、海里が拾った古いセルロイドのメガネは付喪神のロイド氏がついています。このロイド氏のお陰で、毎回厄介なお客さん(大半が幽霊)がばんめし屋にいらっしゃいます。その厄介なお客さんをばんめし屋さんならではの、思い出の料理で成仏?させるのが、このシリーズの肝となっております。


軽いお話なので、すぐ読めちゃうので今回は2冊一緒。
15巻の淡海先生の思い出メニューは鮭の包み焼き。16巻の李英君の思い出メニューはあんかけ焼きそばでした。巻末に、夏神さんの料理のレシピも載っています。
今回私がとても気に入ったメニューは、『大根と薄揚げのなると巻』でした。
桂剥きした大根の上に薄く伸ばした油揚げ、その上にひき肉をしいて、ぐるぐるに巻いて干瓢で止めて、煮付けるのだそうです。…試験終わって連休とかあったらやってみたい!!


という感じで、料理のアイデアがたくさんあって良い本です(褒めてんのか?)