23/01/06_読破。鳥飼 否宇／著
アイドルユニット・チタクロリンのコンサートが動物園で行われ、メンバーがレッサーパンダに指をかみ切られる。
チーフ警備員の古林は聴取に応じる内に捜査に巻き込まれていく。そして事件の関係者が次々に襲われ、指を切断されていく。犯人は一体誰なのか？

三人組アイドルの凛・十羽・キャサリンは、動物園でイベントを行う、イベント系アイドル。ある日、某動物園でのイベントで、十羽がレッサーパンダによって指を噛みちぎられる事故が起こります。十羽が怪我をした数日後、レッサーパンダの世話係の動物園スタッフが襲われ、指を切断されます。レッサーパンダの所業を恨んだ十羽のファンの仕業か？と捜査本部は息巻くのですが、その数日後、今度はキャサリンがメンバーで宿泊していたホテル内で暴漢に襲われ、指を切断され、その次は十羽のファンクラブの男がレッサーパンダのゲージ前で指を切断され殺害されます。次々と起こる『指切り』連鎖。
動物園の警備スタッフである古林は、持ち前の好奇心も手伝い、徐々に捜査に巻き込まれていきます。

謎解き部分が素晴らしい。私がボンクラなのか、怪しいと思ってたキャラクタは見事？グレー。ついで、アイドルの内部関係が乱れまくっていて嫌な感じ…(^o^;)
とりあえず、みなさんはいくら可愛い動物でも、動物園の動物のケージの中に指を入れるのは止めましょうね(^_^;)