定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】能面鬼

22/12/26_読破。五十嵐貴久/著
私立の名門大学のウィンドサーフィンサークル『ヒートウェーブ』の新歓コンパで悲劇が起きる。無理矢理飲まされ続けていた新入生の諸井保が、急性アルコール中毒で死亡してしまった。自分達の将来を考えたメンバー達は、保身の為に死因を偽装する。事件の記憶が薄れかけた一年後、当事者であるメンバーに案内状が届く。保の実家の寺で、一周忌法要を行うというのだ。罪悪感に苛まれていたメンバーは、けじめをつけるため出席する事にしたが、寺で次々と起こる殺人。犯人は一体誰で、何の目的で行っているのか?果たしてサークルメンバーは生き残れるのか?


新歓コンパで新入生に無理矢理酒を飲ませて急性アル中にするとか、よくある話。問題は、具合が悪い新入生に気づかず、気づいた時には吐瀉物によって窒息していた。更に、それを隠そうとして、新入生をそのまま海に投げ落としてしまった事から話は始まります。最初っから暗いお話です。しかも、一年後に集まったメンバーには、罪の意識すら持たない者もチラホラ居ます。えーーー。イマドキの子ってこんななん~?っていう感想しか無い…(´;ω;`)
一周忌に呼び出された寺(宿所付き)には電話も無く、携帯電話も圏外。更に寺自体は堀に囲まれ、大雨の降る中、たった一箇所の通用口である跳ね橋も使えなくなってしまい、メンバーは、寺から脱出できないまま、一人・また一人と殺されていきます。まあ、よくある話です。


感想…。救いようがない話でした。大体ジェイ○ンとかに狙われた主人公って生き残れるんですけどね~(^_^;)逆に、何だこの話?みたいな感じです。