定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】あなたに会えて困った

22/12/14_読破。藤崎翔/著
空き巣で前科二犯の主人公・義人。刑務所から出所して、初仕事で忍び込んだ豪邸の主は、初恋相手のマリアだった。後日、偶然を装って再会するが、彼女の望みは夫である、義人とマリアの幼なじみの武史の殺害だった。


現在の話と過去の思い出が順番に描かれ、マリア、ヨッシー、タケシという三人の幼なじみの話が楽しく描かれています(特に、現在40代の方々は思わずニヤリとする昭和のネタが満載なので、読んでて笑えます)


(過去の話)
ヨッシーとタケシは小学校依頼の親友で、タケシは医者の息子、ヨッシーは母子家庭の息子という正反対な生活環境だったが、経済的格差を乗り越えて、高校生まではマリアを中心に、仲良く青春を送っていた。
大学進学を迎える頃、ヨッシーとマリアが付き合い出し、タケシも二人の仲を祝福する。ヨッシーもタケシも同じ大学の医学部を志望しており、仲良くもライバル関係であった。しかし、ヨッシーの家庭の経済状況が悪化し、大学進学を諦める事に。
一方のタケシは、医者である父親からの締め付けに限界が来ており、親に反発し音楽関係で食べていく!と、家を出てしまった。(ちなみにマリアは二人と同じ大学の看護師科志望)


(現在の話)
主人公・義人は、空き巣で前科二犯の刑期を終え出所。昔なじみの同業者の家に世話になる。同業者から、期間限定で良い案件があると教えられ、豪邸に忍び込むが、その豪邸に住むのは幼なじみのマリアだった。偶然を装い、マリアと再開し、話を重ねるうち、マリアは武史と結婚しており、DV被害を受けていることが判明する。マリアへの思いが再燃した義人は、自分が失敗して罪に問われようが、マリアをDV被害から救おうと覚悟する。


この本、ネタバレ出来ないンですけど、オチの部分でイキナリ混乱しました。
私、今感想書いている間も↓↓(ブログには記載しない部分)に、箇条書きで説明を書いて、読み返してますからね(~_~;)


過去と現在を集約しようとした時に、頭が受け入れない!という展開が待ってます(^o^;)
オチ事態はとてもいい話なんですけど、最後の最後で『そうきたか!?』『何故そこまで話?をややこしくするんだ!??』という感じ。このオチの(ネタバラシの)部分だけでも読む価値ありです。