定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】アリバイ崩し承ります

22/12/13_読破。大山誠一郎/著
難事件を抱える捜査一課の新米刑事は、ある日偶然『美谷時計店』と出会う。店主の美谷時乃は、時計にまつわる依頼なら何でも受けるといい、『アリバイ崩し』も承るという。進退窮まっていた新米刑事は、ある事件の『アリバイ崩し』を依頼するが…?


7件の事件?が詰まった短編集?です。最初の事件で店主の時乃さんに『アリバイ崩し』を依頼して上手く行った刑事、毎回時乃さんにお願いに来ます。まあ、捜査一課だから殺人事件が主なんですけど、いいのか?守秘義務(^_^;)って位、依存しています。ちなみに『アリバイ崩し』一回5000円。高いんだか安いんだかわからない値段ですが、毎回難事件?のアリバイ崩して解決してたら、出世しそうだし、意外と安い出費なのかも…(というか、新米刑事氏の教育料?)
ほぼほぼ、事件絡みのお話なのですが、一つだけ、時乃さんと、先代店主のお祖父さんのお話がありました。
小学生の時乃さんに、お祖父さんがアリバイ崩しの実地練習?をしてくれる話なのですが、このお話が、ほのぼのしていてとても良かったです。両親を幼くして事故で亡くしてしまい、祖父と二人の生活を送ってきた時乃さんとお祖父さんの、愛情が詰まっている感じ☆彡


謎解きが好きな人におすすめです。
(私の頭ではちんぷんかんぷんだった謎があります)