定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】わんダフル・デイズ

22/12/12_読破。横関大/著
盲導犬訓練施設『ハーネス多摩』で働く歩美は、訓練士の研修生。沢山の盲導犬(ラブラドールレトリバー)に囲まれて、日々、勉強中。ある日、盲導犬と暮らす飼い主から『犬の様子がおかしい』と連絡を受け、先輩教官の阿久津(美男子で超人見知り。なのに『犬と話せる』不思議キャラ)と共に様子を見に行くが…。


研修生の歩美は、ノリが良くて物怖じしない性格の為、人見知りで施設で働く人間と挨拶すらかわさないで孤立している阿久津を担当教官とされる。歩美と阿久津コンビは度々盲導犬に関する相談を受け、問題を解決する度に、いつしか心を通わせるようになるが、ある日突然、阿久津が『辞める』と言い出し、施設から姿を消す。阿久津の過去とは!?歩美は阿久津を引き止めることが出来るのか?・・・というお話。


兎に角、盲導犬達が賢くて健気です。もう、下手すると、人間なんかよりよっぽど尊い!
この本を読んでいると、彼等(盲導犬)が如何に賢くて、それでも盲導犬になるのは狹き門である事が分かります。また、視覚障害者の方って、あまり見掛けないから少数のマイノリティだと勝手に思っていたのですが、沢山いるのですね。
尚且つ、盲導犬の頭数は盲導犬を希望する人口に対し、とても少ない為、希望しても手に入ることが少ない。


読んでてなんだかごめんなさい、な気分になってしまった…。
とりあえず、盲導犬協会の募金箱見かけたらお金入れとこう…と思いました(←浅くてすみません)