定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】侠飯8 やみつき人情屋台篇

23/08/31_読破。福澤徹三/著

大人気、任侠グルメシリーズ第8段。


新卒で入った食品業社がコロナで経営不振と

なり、希望退職してダラダラ過ごす、底辺ユーチューバーの葉室浩司。

伸びない再生回数と、最近つれない彼女との

関係に悩んでいた。


ある日、彼女がバイトするフードフェスを撮影にいくが、所持金は少ないのに、フェスの

評判店の料理はマズいのばかり。ふと

フェス会場前の屋台に目をとめると、良心的

値段で美味しそうなお好み焼き屋と鯛焼き屋が。お好み焼き屋の店員と話を交わす間に、

浩司はなぜか、お好み焼き屋店主で、頬に傷持つ男の屋台を手伝う事になる。

男がつくるまかないは絶品だが、男をヤクザと勘繰る彼女との仲はますます悪化してしまう。


更にフードフェスのスポンサーである、フード産業の経営者に目をつけられ、金をやるから

屋台が潰れる様に協力しろと持ちかけられるが…。トラブルがトラブルを呼び、隣人トラブルや、無差別テロ事件に巻きこまれてしまう。



大人気、侠飯シリーズ第8段です。柳刃さんの

料理が相変わらず美味そうで堪らない…。

毎回毎回、ヘタレな若者が柳刃さん達に

付き合ううちに、改心していい子?になる

パターンなんですが、柳刃さんが兎に角カッコ

いいです。相方の火野さんもいい味出してます。

余談ですが、作者の福澤徹三さんは、元々

ホラー小説書かれてる方で、『残穢』にもキャラとして出てたりします^_^