定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】ルパンの娘

22/12/29_読破。横関大/著
泥棒一家の娘・三雲華は、ある日恋人の桜庭和馬の実家に招待される。その席で、実は和馬は警察官で、一家全員が警察関係だという事を知る。和馬と別れなければと思いつつ、思惑と違い、どんどん和馬との距離が縮まっていき、焦る華。そんな中、華の祖父・巌が顔を潰された遺体で見つかり、和馬は捜査に乗り出す。そんな和馬の陰で、華は独自に犯人を捜そうと行動する。遅々として進まぬ捜査の中、和馬は華の家族の正体を知り、二人の仲は引き裂かれる。警察の追手を避けるために、華の一家は全員別々に暮らしていく事になるが、一年後、和馬が他の女性と結婚する事になり、妹思いの華の兄、渉が行動を起こす。


ロミをとジュリエットモチーフの、コメディですかね?確かに警察官と泥棒の恋って、キャッツ・○イからこっち、見てないかも…。ただ、この本、お互いが居ない時にお互いを思って悶々するシーンはあるけど、ヒロインとヒーローが二人揃ってイチャイチャするシーンはほとんど皆無です。寧ろ、華ちゃんと和馬の家族とのふれあい物語だと思います。


これ、深キョンのドラマのヤツ?(見たこと無いけど)ドラマで勝手にイメージしてたヤツと違って、面白かったです。
華ちゃんと家族の会話が楽しい。(お父さんの尊が、魔術師の様に何でも盗んでくる⇒華が拒絶、のパターン)
お兄ちゃんの渉の謎さ加減もツボですし、お母さんの悦子さんもアクが強くて良い。もう、キャラ萌え読者の私としては、和馬とその親族なしでも十分面白い。
今度、ドラマ見てみます。