定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】気象予報士のテラさんと、ぶち猫のテル

23/02/07_読破。志賀内 泰弘/著
お天気にまつわる『ことわざ』や『賢人の名言』等を軸にして、居酒屋『てるてる坊主』を舞台にハートウォーミングな物語が次々と起こる。ほのぼのした一冊。


主人公は(タイトル通り、恐らく)、居酒屋『てるてる坊主』に飼われているぶち猫のテルと、挫折して悩みながらも、何とか気象予報士となり、TVの気象予報キャスターとして活躍するテラさん。
『てるてる坊主』の主人は、テラさんのお天気コーナーが大好きで、店のテレビで欠かさず見ています。その、店のテレビの上にはいつも飼い猫のテルがいるのです。そんなほのぼのした状況で、テラさんのコーナーの『ことわざ』や『賢人の名言』等をお客さんと噛み締めながら、『てるてる坊主』の一日は暮れていきます。
生活に疲れたシングルマザー。人生をやり直したい男。親子喧嘩の末に家出し、実家に帰りづらい娘。
みんな、テラさんの一言で人生が救われた?そんな気分にさせてくれる優しい一冊です。


ちなみに、挿絵(と、冒頭のテルと『てるてる坊主』の漫画)を描いていらっしゃるのは、『ねことじいちゃん』のねこまきさん。とってもほのぼのとした装丁で可愛らしいです。私は犬派ですが、『ねことじいちゃん』大好きですよ(^o^)