【読書感想】十二歳
23/01/21_読破。椰月美智子/著
放課後のポ-トボ-ル、いじめ、寝たきりのおばあちゃん、親友、教科書の落書き。十二歳の私のリアルを描く。
十二歳、小学校卒業を間近に控える女の子の日常=リアルを描くお話。年若い男性教諭に恋をし、仲良しの友達の言動に一挙一憂し、色々なことに感じ、嫌悪し…。そうしながら卒業を迎えるまでの日常生活を描いたお話。
すみません。アラフィフには遠すぎて、思い出せもしないお話でした。憧れていた男性教諭が結婚するショックとか。同級生男子が親友が好きということを聞かされ、なんとなく協力するとか。いじめられている子に対して、優しくしたりとか。
確かに自分が子供の頃にはクラスに一人はいじめられっ子もいて、誰々が誰々を好き、とかあったなーーー。とかぼんやり思い出せるけど、多分今のこのリアルよりは牧歌的だったかな?(と、多分思いたがっている)
主人公のおばあちゃんがときおり見せる、認知症の症状であるとか、いじめられている子が(恐らく)貧困家庭の子であるとか、はいまどきリアルなのかなぁ?
いまどきリアルが分からないのでなんとも言えないのですが、小学生の時って、こんなだったかなぁ…と思うお話。
しかし、主人公のように『自分が自分ではない。人間ではない』という感覚は、感じたことがないし、中二病じゃね?とか考えてしまいましたよ。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。