定年まであと何年?

あと何年働いたらリタイアできる?をモットーに生きるアラフィフの日々のつぶやきです

【読書感想】向こう側の、ヨーコ

23/01/09_読破。真梨 幸子/著
独身生活を謳歌する陽子は、もうひとりの自分である『可哀想なヨーコ』が出てくる夢をよく見る。一方、夫と子供の世話に追われる陽子は、愚痴ばかりの毎日を過ごす。全く正反対の境遇を持つ『陽子』の人生が複雑に絡み合い、陽子の周辺の人達が次々と殺されていく。


なんとも説明できない話だったので、今回は説明だけ…(多分、私の頭が混乱して、きちんと内容が理解できていないので)


この本は、二人の陽子のそれぞれの視点から物語が展開します。Aサイド、Bサイドと表記されるのですが、冒頭で独身のヨーコの方が、もう一方のヨーコの夢を見る、と言った事から、すっかり終盤まで騙されていたのですが、これって、全く別々の陽子さんの話だったんですね(^o^;)ダマサレタ・・・・


1974年生まれの女性で一番多い名前が『陽子』、と冒頭からクイズ番組で発表されるのですが、この本に出てくる陽子とそれを取り囲む女性陣は、皆1974年生まれの女性だそうで、ぶっちゃけ私とタメです。が、どの女性も、どれ一人として同じような生活環境に居ないので、共感できなかったです。
ある人は家庭を切り盛りし、反抗期の息子と自分に関心のない夫を持ち、家計の助けとパートで勤める女性。またある人はテレビ関係。ある人は有名ブロガー。ある人は雑誌編集関係。そんな、華々しい経歴の人も居ないし、パートの友達も居ないし(トモダチ少ないからな)ついで、どっちのヨーコも不倫?(恋愛?)に溺れていくのですが、私、もう枯れ切ってるので、男どころか人間に興味ないです。(犬にしか興味ない…)
え?この本の女性の方が、1974年生まれのスタンダードタイプなのかな?といささか不安になっております。