【読書感想】うちの父が運転をやめません
23/07/08_読破。垣谷美雨/著
また、高齢ドライバーの事故か。
猪狩雅志は田舎暮らしの両親を心配しだす。
田舎に帰省した際、父の運転する車に乗るが、
運転が怪しく、車体は傷だらけ。しかし、過疎となった故郷では、車は必需品。運転を辞めさせたくとも、生活の為には仕方ないのか?
雅志は親の為に色々試行錯誤するが…。
猪狩雅志は高齢ドライバー事故のニュースが目につくようになった。親父も78歳、現役高齢ドライバーだから。妻の歩美と話しているうちに心配になる。夏に息子の息吹と帰省した際、父親に運転をやめるよう説得を試みるが、断固として拒否される。山奥の過疎地に住む故、買い物先も遠方で、地域バスも日に三回しか来ない。通販の利用や都会暮らしのトライアル、様々な提案をしてみるが、いずれも失敗する。そのうち、雅志自身が自分の将来を気にし出す……。父は運転をやめるのか。雅志の出した答えとは?
良本です!過疎地における高齢者問題から、
何のために働いているのか?まで、フルで
昨今の社会情勢について描かれてます。
スローモビリティ、コンパクトシティ構想、まだまだ課題が山積みですが、実現させないと
将来のない問題だと思います。
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