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【読書感想】文豪宮本武蔵

22/09/08_読破。田中啓文/著
宮本武蔵がタイムスリップして明治時代の東京へ。そこで佐々木小次郎の妹の夏そっくりの樋口一葉と出会い、小説の面白さに目覚めていく話。


いや、なんじゃこれ、と思って借りてきたのですが、意外と面白かったです(←失礼)
樋口一葉や正岡子規と親交を深めたり、人力夫をやったり。元々、士官を願ってウロウロしていた武蔵が明治時代に一気に飛ばされたものだから、もはや剣の腕など全く必要ないと知り、心機一転で新たな生活を得ようと足掻きます。
更に、出会ったのが樋口一葉やら正岡子規やら、著名人なので、しまいには小説を執筆、文壇デビューも果たしちゃいます。
とても前向きで楽しい(旧有名人がためらい無く登場するので荒唐無稽?で楽しい)本。


是非、宮本武蔵が明治時代でどんな小説を生み出したのか、興味が湧いた方はどうぞ。